【猫と暮らしているんです】僕は猫にブチ切れた
朝起きたらいつもチャポチャポなってる水の音が聞こえなかったんです。
嫌な予感がしましたが、僕は一旦目をつむり自分の朝食の準備に取り掛かりました。
僕が居間に降りるとそれを察した猫ズがニャーゴニャーゴ言い出すのは毎朝のお約束。
『お前らが何をしたかはわかってるんだぞ。』
僕は爽やかな朝がこれから台無しになる怒りに震えながら朝食を胃に放り込みました。
何もしてない時はこの機械がチャポチャポ鳴ってます。
鳴ってないということは、猫ズがこれをひっくり返してあたり一面水浸しになっているということ。
僕は覚悟を決めて扉を開けました。
あまりの惨劇に写真を取り忘れる始末
酷かった。
ここまで酷いことはおおよそ出来まいというレベルで酷かった。
寝る前に補充した水は全てブチまけられ、猫ズハウスは浸水していました。
カリカリも水浸し。
カーペットからは湯気が上がっていました。
この湯気を見た僕は電気が水でショートして火を吹いているかもと思い慌ててコンセントを引き抜き水分を拭き取りました。
水分を拭き取ってひと段落しトイレ掃除をしようとしたその時です。
トラップか。
水をブチまけてそっちに気を引かせといてこんなことしてんのか。
上げて落とすやつか。
何があってそんなに暴れたのかはわかりません。
莫大なローンを抱えて猫を飼った僕が悪いんです。
それは十分承知してますが、、あんまりです。
テヘッ!
ちなみに水ぶちまけは頻繁にあることなんですが、この日は朝昼晩の3連発かましてくれました。
流石に仏の次あたりに優しい僕でも堪忍袋の緒を猫ズに引きちぎられたもんですから年甲斐もなく猫を追いかけ回してとっ捕まえてお仕置きしてやりましたよ。
猫に制裁を加える方法
猫が部屋をメチャンコにしてくれたお礼をしなければなりません。
彼らは動物です。
しかも自由気ままな生き物です。
これくらいの不義理でいちいち腹を立てたって仕方ないことくらい僕だってわかります。
でも、僕だって。
僕だって、人である前に動物です。
感情に任せて行動してしまうことだってあります。
猫に制裁を加えたいとお悩みのアナタ! 必見です!!
猫ズを追いかけてとっ捕まえた僕。
手にしているものを見て猫ズも察知したのでしょう。
ダイアーを捕まえたんですが、キキは怯えて物陰に隠れたまま動こうとしません。
この畜生共が...目にものを見せてくれる...
僕が手に持っているのは歯ブラシ。
オラァ!!覚悟しろ!!
猫歯ブラシは暴れる猫を捕まえるための力を結構使います。
なので、怒りに任せて抑えつけて磨いてしまいます。
猫も僕が怒ってるってのは理解してるらしく割と従順に磨かせてくれます。
歯ブラシは嫌なんでしょうから、床を水浸しにするたびに磨いてますからそろそろ水浸しにするのをやめてくれると助かるんですけどね。
歯磨きされるの喜んでんのか?
実は???
たくさんオイタをするうちの猫の歯はいつもピカピカなのでした。
なお、水飲みの機械は朝昼晩の3連発を3日連続でやられたんで撤去しました。
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